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改めて知りたい電気工事用ヘルメットの規定や選び方の紹介!

2021.12.24

 

電気工事を行う際に必ず頭部の保護や安全確保のために着用したいのがヘルメットです。

しかし、電気工事という危険な作業では、

落下物や墜落以外にも電気に対応した性能のヘルメットを用意する必要があり、

対応したものを選ぶには規定をクリアしたものを選ばなければいけません。

そこで今回は電気工事に対応したヘルメットの性能や、

その選び方について解説していきます。

 

 

電気工事用ヘルメットの規定とは?

電気工事用ヘルメットの規定として、

絶縁用保護帽に対する性能規定という形で決められています。

これは、3,000ボルト、12,000ボルト、20,000ボルトの電圧をかけて

1分耐えられるかどうかによって、それぞれに対応するヘルメットが設定されています。

まず、3,000ボルトに耐えられるものは、

交流電圧300~600ボルト以下の電気工事で使用するヘルメットです。

同様に、12,000ボルトは、交流で600~3,500ボルト、直流で750~3,500ボルトに利用します。

最後の20,000ボルトに耐えられたヘルメットは、電圧の交流、直流関係なしに

3、500ボルト~7,000ボルト以下で利用できる仕様です。

また、当然ヘルメットとして使用中にずれたり、脱落しない構造が求められ、

傷、気泡、巣等の欠陥がないものを利用する必要があります。

ちなみにこのヘルメットの規定をクリアしたものは性能試験を経て、

合格したうえでヘルメットの内側に検定合格品の証明ラベルが貼られています。

一方、ヘルメットの装着は、労働安全衛生規則にも定められており、

電気を用いるあらゆる作業で装着が義務付けられている点も注目です。

もちろん、電気工事はヘルメット以外にも安全帯や安全靴を装着し、

安全な手順で施工を行っていくことも重要なポイントといえるので、励行しましょう。

 

 

電気工事で活躍する電気工事用ヘルメットの選び方

電気工事用のヘルメットの規定について解説したところで、ヘルメットの選び方を解説します。

基本的に電気工事に適した工事用のヘルメットは通気口がないタイプで、

FRP樹脂で作られていないものです。

さらに電気工事対応と書かれたヘルメットを選ぶ必要があります。

これは、先ほどの規格試験、

厚生労働省「絶縁用保護帽の規格試験」適合品であることを証明するものなので、

価格以上にこの規格をクリアしているかどうかを最低限チェックして選びましょう。

また、電圧の対応やヘルメットの重量なども調べておくことが重要です。

 

 

まとめ

電気工事用ヘルメットは、作業する内容によって規定が定められています。

この規定をクリアしたものが初めて、電気工事用ヘルメットとして販売できるのです。

また、選ぶ側も安易にデザインや安さで選ぶのではなく、

電気工事用ヘルメットの規定をクリアした適合品かどうかをきちんとチェックしておきましょう。

 

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